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花粉症とは花粉を吸い込んだりすることで「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」等の症状を引き起こすアレルギー性鼻炎のひとつです。
花粉症はさまざまな花粉で発症しますが、その代表的なものが春のスギ花粉症です。スギ花粉症は日本固有のもので、現在日本人の約20%が患者さんであるといわれています。
今回は、そんな花粉症の主な症状、対策などを書いていきます。
<主な症状>
くしゃみ
鼻の中の異物を外へ出すための体の反応です。立て続けに出るくしゃみに、鼻水や鼻づまりを伴い、熱やだるさがなければ、アレルギー性鼻炎と考えてよいでしょう。
鼻水
アレルギー性鼻炎が原因の鼻水は、水のようにさらさらした、水様性の鼻水がほとんどです。粘り気や色のついた鼻水の場合は、ほかの原因も考えてみましょう。
鼻づまり
鼻づまりとは、鼻の粘膜が腫れて空気の通り道を狭めている状態です。口を閉じるか、つまっていないほうの鼻を押さえると息がしにくくなります。かぜでもないのに鼻がつまる場合は、アレルギー性鼻炎を疑いましょう。
その他の症状
アレルギー性鼻炎になると、目、のど、皮膚などでも炎症の症状がみられることがあります。目に症状が出た場合は、涙が出てきてかゆみを感じたり、白目とまぶたが赤くなって腫れてきます。
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<できる対策>
テレビ、新聞やWebなどで花粉飛散量の多い時を避ける
雨上がりの晴れた日、晴れて湿度の低い日や風の強い日、夜より昼間のほうが花粉の飛散量が多くなる傾向があります。特に12時~14時の間は花粉飛散量が多くなりやすいので、外出時には特に注意が必要です。
マスクやメガネでガード
マスクの場合、ガーゼを水に浸し、固く絞ってから内側にはさみます。湿らせたガーゼが花粉の通過を防ぐと共に、のどの乾燥の緩和にも役立ちます。花粉用のマスクを使用するのもおすすめです。
衣類などについた花粉を、室内に持ち込まない
帰宅時には、玄関先で衣類や髪についた花粉をはらいます。外に干した洗濯物や布団は、花粉をはたき落としてからとりこむようにしましょう。花粉が飛ぶ時期は外に干すのを控えましょう。
空気清浄機を上手に活用
舞い上がった花粉は床に落下することが多いので、天井近くより床に置くほうが効果的です。
<おわりに>
花粉症予防対策は、実はコロナ感染対策とリンクする部分がとても多いと思います。
しっかり予防して、花粉もコロナも寄せ付けないようにしましょう。
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