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<髪の毛が細くなる原因>
加齢
歳を重ねると健康な髪の毛の持ち主でも、細毛に悩まされることがあります。頭髪への栄養は、頭皮の毛細血管を通して送られますが、加齢にともない毛細血管が老化することで、健康な状態に保つための栄養が十分に届かなくなります。それによって髪の毛が栄養不足となり、細くなるのです。加齢による細毛は自然なことなので、ある程度は誰にでも起こり得るといえます。
栄養不足
髪の毛が細くなる栄養不足は主にふたつに分けられます。血流が悪く髪の毛に栄養が行き届いていないケースと、食事で十分な栄養が取れていないケースです。
喫煙などで血管が収縮したり、脂肪分の多い食事ばかりで血行が悪くなったりすると、髪の毛に十分な栄養が行き届かず、健やかな成長の妨げとなってしまいます。
睡眠不足
仕事や子育てなどで眠る時間を十分に取れないという女性も多いですが、睡眠不足も髪の毛が細くなる原因となります。髪の毛を健やかに育む成長ホルモンは、眠っている間に分泌されるためです。
間違ったヘアケアやカラー・パーマ
まめにヘアケアをしていても、ケア方法に誤りがあると髪や頭皮にダメージを与え、髪の毛が細くなる原因となる場合があります。ケア方法だけではなく、使用しているシャンプーなどのケアアイテムがダメージの元となることもあります。
過度なストレス
過度なストレスを受けたり、たまったストレスを発散できない状態が続いたりすると、自律神経の乱れから毛細血管が収縮し、血流の悪化によって栄養不足を招きやすくなります。
脱毛症や病気
髪の毛が細くなる背景に、脱毛症や内臓疾患などが隠れていることもあります。脱毛で悩む女性のなかで、特に多いびまん性脱毛症や甲状腺疾患、鉄欠乏性貧血などの病気が考えられます。
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<細くなる髪の毛への対処法>
シャンプーを変えてみる
最も身近なヘアケアのひとつである、シャンプーを見直すことから始めましょう。
優しく洗える「アミノ酸界面活性剤」を使用したシャンプーがおすすめです。専門のクリニックで医師に相談し、自分に合ったシャンプーのアドバイスをもらうのもよいでしょう。
食生活を見直す
髪の毛を作る栄養素を取り入れる食生活を見直すことで、細い髪の改善に期待できます。基本となるのは栄養バランスのよい食事です。さまざまな食品を取り入れ、脂肪分の多すぎないバランスのいい食事を心がけましょう。
睡眠を見直す
睡眠を見直す際に大切なことは、睡眠の質を高めることです。髪の毛を育むために大切な成長ホルモンは、眠りに入ってから3時間以内に分泌されることがわかっています。
髪型を見直す
髪の毛が細くなってきたと感じたら、髪型を見直してみましょう。髪の毛が細いと、全体的にボリュームが失われているように見えます。髪型を工夫してふんわりさせてみると雰囲気が変わります。
<まとめ>
原因を見極めたうえで、食事や睡眠、ヘアケアなどを見直しましょう。
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