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子どものころ、姿勢が悪いと注意された経験が誰しもあると思います。
今回は、良い姿勢とはどのようなものなのか、良い姿勢で得られるメリットなどをお話ししたいと思います。
<良い姿勢と悪い姿勢の違い>
良い姿勢の基準とは、壁に後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとがついている状態、とされています。
壁を背に立って見ましょう。かかと、お尻、肩、頭、ふくらはぎと順番につけていきます。その時、腰の隙間に手のひらが1枚分入るのが理想です。
どこか一か所でも壁につかない方は、姿勢が悪い証拠です。
姿勢の悪さは猫背だけではなく、大きく腰が反った状態でも良い姿勢とは言えません。
猫背や肩が巻いている方は、壁に肩がつきにくく、骨盤に歪みがある方はふくらはぎがつかないケースが多いです。
<良い姿勢が招くメリット>
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運動能力がアップ
瞬発力や持久力もアップし、身体全体のバランスも優れます。
心が穏やかになる
背中を丸めた姿勢は、胸の筋肉が縮んだ状態です。なので、肺が小さくなり、呼吸も浅くなります。そうすると自律神経のバランスも崩れ、イライラしやすかったり、落ち着きがない感じになります。
疲れにくい
姿勢が崩れると、目と物の距離が合っていないので、眼精疲労、近視、後頭部や肩回りの筋肉が緊張するので、頭痛になることがあります。
集中的アップ
姿勢が悪いと、疲れやすく、集中力低下に繋がります。血液の流れも悪くなるので、脳の活動も低下します。
身体の痛みや不調の予防
私たちが身近に感じる、肩こり、頭痛、眼精疲労、腰痛、膝の痛みなどは、ほとんどの場合、普段の姿勢によるものと考えられます。
<まとめ>
良い姿勢は健康の基本です。大人になってから、良い姿勢を目指そうとすると、いくらか時間が必要です。良い姿勢になりたい、と思ったタイミングがチャンスです!
身体の軸がしっかりしていれば、良い姿勢をキープしやすく、身体の歪みなども防げます。
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