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長時間にわたるPC作業やスマホ操作で、知らないうちに背中が丸まったり、肩の位置が前にある姿勢になっていませんか?
姿勢を整えると、胸部が開きやすくなることで呼吸が深くなり、基礎代謝があがります。その結果、消費カロリーが増える、腸内環境が改善するなどのメリットも。正しい姿勢は、健康な体を維持するために欠かせない要素なのです。
<良い姿勢・悪い姿勢とは>
そもそも良い姿勢とはどういう状態でしょうか。
身体の構造としてみると、背骨を含む骨・関節や筋肉が正常で、神経にも問題なく、最小限の力で姿勢が保持でき、力学的かつ精神的に安定した状態が良い姿勢とされています。
これらが破綻することで、腰痛や背部痛が引き起こされ、日常生活や就労、運動などに問題が生じた状態を、いわゆる悪い姿勢といいます。
例えば腰が曲がっていても元気で活動的な人がいます。つまり体幹や下半身のバランスが保たれていれば、問題となることは少ないので、姿勢にはバランスが大事だと考えられます。その一方で、曲がった背骨は姿勢が悪い、見た目が美しくないと手術を希望する人もいます。
<正しい姿勢で病気を防ごう>
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さまざまな病気を防ぐためにも、正しい姿勢で過ごすことが大事になります。
正しい姿勢を保つためには、体幹や手足の関節がしっかりと動くように維持することや、体幹と下肢の筋力を保持・増強するための運動が大切になってきます。
背骨や手足の関節の可動域が十分にあり、動かすための筋が機能していれば、姿勢の問題から生じる肩こりや腰痛も改善されます。
腰部、股屈筋を柔軟にする体操
片膝を胸にひきつけ、反対側の足を伸ばす(左右)。 30秒を5回。
腰部を柔軟にする体操
両膝を胸にひきつけ、腰を丸くする。 30秒を5回。
腹筋を強くする体操
両手を伸ばし頭を上げ、5秒間保持する。 5秒を10回。
背筋を強くする体操
お尻を上げ、5秒間保持する。 5秒を10回。
<おわりに>
健康でいるためには良い姿勢を手に入れて、ご自身が持つ機能を最大限に引き出しましょう!
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